2015/11/29

[備忘録] D&D Encounters 「Out of the Abyss」第5回 暗闇の中で…(2) 11/25/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「Out of the Abyss」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎 週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。2015年10月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイ トルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「Out of the Abyss」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

今回のパーティー構成です。
ハーフエルフ(ウッド)/ウォーロック Lv2:王になる事を夢みる田舎者。前衛担当。
ヒューマン/クレリック Lv2:戦いこそ全てのテンパスの神官。割と宝に目が無い。
ハーフリング/ローグ Lv1:永遠の英雄介添人。実はハーパーエージェント。
ヒューマン/バード Lv1:女性。その歌声はウーズをも萎縮させる。
ヒューマン/パラディン Lv1:礼儀正しい正統派パラディン。貧乏くじを引いてる気がしないでも無い。
ハーフエルフ(ドラウ)/レンジャー Lv1:頑なに人間の振りをする人間嫌いのハーフエルフ。ちなみにハーフエルフも嫌い。


愉快な囚人仲間のNPC達は以下の通り。
ブッピドゥ:おしゃべり好きの愉快なデロ。多分、躁病。
プリンス・デレンディル:自分は呪いで姿を変えられたエルフの王子だと主張するクアゴス。仕草はエルフぽいし流暢なエルフ語を話す。
エルデス・フェルドラン:幻の王国デルザウン、その都ゴーントルグリムから来たシールドドワーフの斥候。女性です。
ロント:ドワーフから逃げる途中でアンダーダークに落ちて捕まったオーク。思う所があるとかないとか。
サリス・クツェカリット:仲間殺しの罪を着せられたドラウ。クレリックに嵌められ完全にお尋ね者に。
シュウシャア:クオトアの隠者。服従無抵抗主義者。
ストゥール:人の数に数えて良いのか疑問のマイコニドの幼生体。胞子で会話する。
ドプシーとターヴィー:二人で一人のディープノームの兄弟。

 ドラウの前哨基地バルキンベルグを逃げ出した一行は、一路ダークレイクはクオトアの集落スループドックを目指し、危険なアンダーダークの暗闇を進んでいきます。そして突然、目の前をフックホラーが横切り、その後をノール達が追いかけて来る場面に出くわします。襲いかかってきたノール達を退けた一行は、フックホラーを追うか先に進むかの選択を迫られます。
 DMの発言を受けてのメタな判断から、ここはフックホラーを追っておくことにした。
 足跡は狭い道をたどり、どうも巣らしき行き止まりにフックホラーと子供(ジュブナイル)のフックホラーが潜んでいる場所に出る。
 フックホラーの強さがわからず若干ビビリ気味の一行だが、DMの出目にも助けられそんなに消耗せずにフックホラーとフックホラージュブナイルを倒す事が出来た。そして、パラディンがさらに奥の天井にある割れ目の中を覗くと、そこにはフックホラーの卵が。それはと鉄鍋を用意するウォーロックだが、卵が孵化直前(一時間に一定の確率で孵化する)との事もあり、ここではダンジョン飯的な展開にはならず。孵化直前の卵をクオトアのシュウシャアとマイコニドのストゥールに二個ずつ押しつけて先に進むことにする。

 さて元の道に戻ろうとした所、またもノール達と出くわしてしまう。パーティーのリソースは枯渇気味だがノール4匹とパックリーダー・ノール一匹を相手にしなくてはならない。幸いにも道が狭いため、囲まれる心配はない。クレリックとパラディンが前線に立つと、もうそれだけでノールは前線の二人にしか手が出せないような状態である。
 しかし、すぐにパラディンのHPが心許なくなったため、いったん後ろに下がりレイオン・ハンズで自分自身を治療してもらう。その間に前衛にウォーロックが立ち、元々前衛に立つこと前提のビルドもあって中々にダメージを出すことに成功。パックリーダー・ノールを葬り去る。こうなると俄然こちらに有利と成り、残りのノールはあっさりと片付ける事に成功した。

 こうして、一行は再びダークレイクを目指し足早にアンダーダークを進むのでした。

 つづく…

 ちなみにクオトアの持っていたフックホラーの卵は孵化して、クオトアを親と刷り込まれたらしい。

[備忘録] D&D Encounters 「終末の四大公」第11回~第14回(キャッチアップ) 消えた使節団 11/22/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」のネタバレが含まれている可能性があります!




毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。4月から6月までの水曜日に行われた「D&D Encounters」に参加出来ない人達に対して、週末まとめてプレイする機会を与えるキャッチアップに参加しました。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。


前回までのあらすじ。
 使節団を探す一行はフェザーゲイルナイト達の本拠地、フェザーゲイル・スピアーを目指しSighing Valleyに向かいます。谷の入り口で、グリフォンに巣を乗っ取られ困っているアラコクラの一団を助け、グリフォンの卵を手に入れたり入れなかったりしてフェザーゲイル・スピアーの門前に立ちました。
 何しろ半年位前の話しなので皆イロイロ曖昧です。

今回のパーティー構成です。
ウッドエルフ/レンジャー Lv4:寝込みを襲うのが大好きで、得意な敵はアンデット。
ゴライアス/バーバリアン Lv3:武者修行中。ここぞって言うときに出目が悪い。
ヒューマン/ローグ Lv3、バード Lv1:マルチクラスで戦闘に回復に盗賊仕事に活躍する。
ジェナシ(エア)/ソーサラー Lv4:極端な無口だが、腹の中ではニヤついています

 フェザーゲイル・スピアーにたどり着いた一行は、ちょうど開かれていた飛行愛好会(彼らはウォーター・ディープの飛行生物騎乗の愛好家団体だと名乗っています)の10周年記念の宴に招待されます。そこで、もてなしを受けていると、伝令が「マンティコアが出現した」と告げに来ます。場は一点、飛行を邪魔する憎きマティコアの狩り大会へとなります。冒険者一行もヒポグリフを借り受けこの狩りに参加。割とあっさりとマンティコアを発見しますが、慣れない飛行生物騎乗(アニマルハンドリングの技能チェックにDC15で成功しないと、取りたいアクションが取れない)に苦戦しながらもローグの不意打ちなどで大ダメージを与えマンティコアを巣へ追い立てる事に成功します。
 巣の中で二匹のマンティコアを倒し、その首をもってフェザーゲイル・スピアーに帰還。団体の偉いさんに褒美の指輪を貰います。
 一行は偉いさんに消えた使節団の事を聞いてみると、川上にあるリバーガード・キープと言う場所を根城にしているウォーターエレメントを信仰する妖しげなカルト集団がおり、彼らが川岸を荒らしているとの話しを聞きます。その集団のリーダーはワーボアとの噂で、通常の武器では倒すことが出来ないとのことでした。そこで、銀の長剣も貰い、水のカルト集団を倒すことを約束します。
 一行は一度川下の街ウォームフォードまで送ってもらいこのカルト集団に関して聞き込みをしてみることにします。
 
 レッドラーチが土のカルト集団ブラックアースに裏で操られていた様に、ウォームフォードの街が水のカルト集団に操られているのではと考えましたが、どうもそれは的外れだったようで何らそれらしい所はみつかりません。かわりに町長より使節団を見つけてくれれば賞金を出すと言われ、この依頼を引き受け。街の近くにあるという水のカルト集団の野営地に向かいます。
 野営地にはゴロつき3人、カルト信者3人、カルトの侍際(じさい、プリーストです。サムライまつりではありません) が船の側で待機しています。冒険者一行は近づいていき、自分たちが取引相手だと騙そうとしますが、そもそもそんなはずが無いので騙せず戦闘になります。数で勝る相手であり、さらにカルト信者の武器が鎧無し状態の相手にダメージ二倍の代物であり、バーバリアンが強みを見せられないのと、火力が分散してしまった事でかなりの苦戦を強いられます。出目の悪さも加わり徐々に数に勝る敵側が有利になっていきますが、何とか侍際(プリースト)の体力を減らし撤退の決断をさせる事に成功します。
 撤退しようとする 侍際(プリースト)は倒せましたが、カルト信者を一人取り逃がしてしまいました。捕らえたゴロつきを尋問し、使節団を誘拐したのは水のカルト集団である事、あと数日で使節団を上の団体に引き渡す事、リーダーは無敵で傷を負わないこと、川側からリバーガード・キープに入るには鎖を上げさせる方法が必用な事、陸側からなら志願者として取り合って貰えることなどを確認します。
 ここで一行はリバーガード・キープへの侵入方法を巡り、大いに悩むことになります。川側の入口からか陸側の門からかはたまた壁を越えて侵入するか。リアル休憩の後で出した答えは陸側から志願者を装って潜入するという穏便な物になりました。

 さて、リバーガード・キープの門の前まで来た一行を、門番のホルダーが門の上から出迎えます。こいつは頭が悪いのでチョロイと聞いていました、ちょっとした一芸(なんかの技能ロールなどをDC10程度でクリアーする)を見せると直ぐに迎入れてくれました。
 冒険者一行はゴロつきを装い、話しを会わせながら新人の仕事(風呂掃除)などもこなしつつ隙をうかがいます。しかし、意外にも隙が無くどうすべきか悩んでいると。水くみにいった先で、ショーラと言う参謀格の男と目が合います。するとショーラはあわてて建物の中に。なんだかんだでリーダーのジョリバーに呼び出され、お前達はレッドラーチで活躍した冒険者かと詰め寄られます。あくまでしらを切る一行ですが、そこへ例の逃がしてしまったカルト信者がやってきてジョリバーに何やら告げ口をします。それでもあくまでしらを切る一行ですが、ここはさすがにジョリバーの疑いをかわすことができず戦闘になります。
 先手をとられて、いきなりバーバリアンにチャージかまされたのはかなりの痛手でしたが、銀の長剣を両手持ちにしバーバリアンとソーサラーの魔法は徐々にジョリバーを追い詰めて行きます。ショーラも蛇に変身したりしましたが、結局レンジャーとローグ/バードの支援を受けたバーバリアンの攻撃でジョリバーが撃破されると、カルト信者やショーラは逃げだしてしまいます。

 その後、奥の部屋に囚われていた使節団の要人とコック達を助け出し、一行は各々の所属勢力のアイテムが無事である事を確認し、あらためて使節団の最終目的地サミット・ホール(集いの地)まで護衛をしていき、この冒険を無事終える事となりました。

 尻切れトンボ感がかなり強い所での終わりとなりました。できるならEncounters専用のシナリオ(現在の5e Encountersは市販シナリオの冒頭三章程度をEncounters用のモディファイしています)が欲しいところです。

2015/11/22

[備忘録] D&D Encounters 「Out of the Abyss」第4回 暗闇の中で…(1) 11/18/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「Out of the Abyss」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。2015年10月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイ トルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「Out of the Abyss」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

えーと、まだ前回のシリーズ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」が終わってないのですが、それは11月のキャッチアップに参加出来たら最終回を書きます。

今回のパーティー構成です。
ハーフエルフ(ウッド)/ウォーロック Lv2:王になる事を夢みる田舎者。前衛担当。
ヒューマン/クレリック Lv2:戦いこそ全てのテンパスの神官。割と宝に目が無い。
ハーフリング/ローグ Lv1:永遠の英雄介添人。実はハーパーエージェント。
ヒューマン/バード Lv1:女性。その歌声はウーズをも萎縮させる。
ヒューマン/パラディン Lv1:礼儀正しい正統派パラディン。貧乏くじを引いてる気がしないでも無い。


愉快な囚人仲間のNPC達は以下の通り。
ブッピドゥ:おしゃべり好きの愉快なデロ。多分、躁病。
プリンス・デレンディル:自分は呪いで姿を変えられたエルフの王子だと主張するクアゴス。仕草はエルフぽいし流暢なエルフ語を話す。
エルデス・フェルドラン:幻の王国デルザウン、その都ゴーントルグリムから来たシールドドワーフの斥候。女性です。
ロント:ドワーフから逃げる途中でアンダーダークに落ちて捕まったオーク。思う所があるとかないとか。
サリス・クツェカリット:仲間殺しの罪を着せられたドラウ。クレリックに嵌められ完全にお尋ね者に。
シュウシャア:クオトアの隠者。服従無抵抗主義者。
ストゥール:人の数に数えて良いのか疑問のマイコニドの幼生体。胞子で会話する。
ドプシーとターヴィー:二人で一人のディープノームの兄弟。

 ドラウの前哨基地バルキンベルグを逃げ出した一行は、何処へ向かうか思案します。とは言えアンダーダークに不案内な冒険者一行、ここは一つ元囚人仲間たちから話を聞くことにしました。

 エルデス・フェルドラン、ロント、プリンス・デレンディルはアンダーダークに不慣れで、ここがどこかもわからないと言います。
 マイゴニドのストゥールはネバーライトグローブに行きたいと言いますがここはかなり遠いでようです。
 クオトアのシュウシャアは故郷のダークレイクにあるスループドックに帰りたいが、場所がわからないと言います。
 サリスはダークレイクの場所なら分かると言います。彼もネバーライトグローブまで逃れたいそうです。
 ドプシーとターヴィーの二人はブリッジストーンまで行きたいですが、ここからは距離があるようです。
 デロのブッピドゥはグレックステックに向かいたいようで、ダークレイクからなら場所がわかると言います。

 結局、場所が分かるのはダークレイクだけであり、ひとまずそこへ向かうしかないと言う事で話はまとまります。

 一行が旅を始めるとアンダーダークの奇怪な地形や不気味な現象に出くわします。怪しく光る水晶の広間、突然崩れる足元の地面、深さ1.5フィートの泥の池、幅わずか18インチの道しかない崖、何処とからともなく聞こえてくる奇怪な叫び声とヒソヒソと話すような音。そして、崩れ落ちて来た天井の瓦礫、それに埋まる一行。
 などを辛くも乗り越え、一行はダークレイクを目指し続けます。その前を一匹のフックホラーが物凄い勢いで横切ります。そして、それを追いかけノールの一団が現れます。一行を目にしたノール達は立ち止まり、何かをがなり立てるといきなり襲いかかって来ました(この種族とまともに意思疎通が出来たためしがない)。
 戦闘は最初4匹のノールが相手です。パラディンとクレリックが前で壁を作り、ウォーロックも前線に上がります。クレリックは特技のセンチネルのせいで集中攻撃を食らい途中で一度気絶させられた以外、増援のノール3匹もあわせて大苦戦という事も無く、ですが決して楽にでもなく倒し切れました。

 さて、一行は逃げていったフックホラーを追うか、ダークレイクに向かうかと言う選択を突きつけられた所で次回へと言う事になりました。

[備忘録] D&D Encounters 「Out of the Abyss」第3回 ドラウの囚人(3) 11/11/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「Out of the Abyss」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎 週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。2015年10月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイ トルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「Out of the Abyss」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

えーと、まだ前回のシリーズ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」が終わってないのですが、それは11月のキャッチアップに参加出来たら最終回を書きます。

今回のパーティー構成です。
ハーフエルフ(ウッド)/ウォーロック Lv1:王になる事を夢みる田舎者。
ヒューマン/クレリック Lv1:戦いこそ全てのテンパスの神官。割と宝に目が無い。
ヒューマン/ソーサラー Lv1:ワイルドマジックで今回は毒が飛んだ。
ハーフエルフ(ドラウ)/レンジャー Lv1:ヒルズファー出身のかなり屈折したレンジャー。
ヒューマン/バード Lv1:女性。その歌声はウーズをも萎縮させる。
ヒューマン/パラディン Lv1:礼儀正しい正統派パラディン。貧乏くじを引いてる気がしないでも無い。

愉快な囚人仲間のNPC達は以下の通り。
ブッピドゥ:おしゃべり好きの愉快なデロ。多分、躁病。
プリンス・デレンディル:自分は呪いで姿を変えられたエルフの王子だと主張するクアゴス。仕草はエルフぽいし流暢なエルフ語を話す。
エルデス・フェルドラン:幻の王国デルザウン、その都ゴーントルグリムから来たシールドドワーフの斥候。女性です。
ジムジャー:ギャンブル狂のディープノーム。なんと今回死亡でリタイヤ第1号に。
ロント:ドワーフから逃げる途中でアンダーダークに落ちて捕まったオーク。思う所があるとかないとか。
サリス・クツェカリット:仲間殺しの罪を着せられたドラウ。
シュウシャア:クオトアの隠者。服従無抵抗主義者。
ストゥール:人の数に数えて良いのか疑問のマイコニドの幼生体。胞子で会話する。
ドプシーとターヴィー:二人で一人のディープノームの兄弟。

 とりあえずの武装を整えた冒険者一行は、デーモンの対処のために手薄になったのを幸いに、自分達の装備が保管されているという女司祭イルバラの部屋を目指します。何事もなくイルバラの部屋がある建物までたどり着いた一行は、一応慎重に建物の中へと入り、入口には愉快な囚人仲間たちから戦えそうなオークのロント と、ドワーフのエルデスを武装させ見張りに立たせます(今考えると、この二人仲が悪いのでした…)。
  部屋の中には祭壇があり、木製の大きなクモの彫像が飾られ、その前には供物が捧げられています。近ずく前衛陣とその後ろで様子を見守る後衛陣。すると突如、祭壇の陰から大きなクモが飛び出して来て、中途半端な位置にいたハーフエルフ/レンジャーに襲いかかります。見事に噛まれ、セービングスローにも失敗し毒ダメージも追加され大ダメージですが何とか踏みとどまります。ですがこの後、ヒューマン/パラディンがやはり毒ダメージをくらいこちらは倒れてしまいます。
 何とかクモを仕留めヒューマン/パラディンの治療をし、部屋を漁ります。祭壇の後ろに下階への階段があるのと、祭壇のクモの像の目が10gp相当の宝石である事がわかり、ヒュー/クレリックが「邪神の像など壊してしまえ」と木製であったクモの像を壊し宝石を取り出すと丁度6個だったためパーティーに配ります(後にこれがクモを呼び寄せるカースドアイテムと分かります)。
  一行は下階へ向かい、そこは女司祭の部屋で、罠のかかった大き目の箱があり。それを背景が犯罪者(密偵)のヒューマン/バードが盗賊道具代わりの針で開け、中にあった自分達の装備を取り戻します。
 女司祭の部屋とその下にあった愛人のショウアの部屋を散々荒らし、取れるものを全て懐に入れると。一行は大急ぎで脱出にかかります。
 
  外ではまだデーモンが暴れているようで、こちらは完全にノーマークです。この間に施設の門の一つを抜け、そこにある滝に飛び込み、施設の下にある地底湖(ここはアンダーダークです)に出れば脱出完了です。しかし、脱出口の門を前にして一行は警戒し、一旦立ち止まります。ですが、一緒に連れてきた囚人仲間たちは早く脱出したい一心から、門に殺到し最初に門を抜けたディープノームのジムジャーが歓喜の声とも巨大なクモに襲われあっさり絶命します。この後、オークのロントが襲われて倒れますが何とか即死を逃れます。クモは装備を取り戻した一行の相手ではなくあっさり片付きます。
 オークはヒューマン/パラディンが担ぎ滝に飛び込みます。これで本当に脱出がなったと喜ぶのも束の間、滝つぼの浅瀬にはウーズが待ち受けて居ます。近接で攻撃を当てたり当てられたりすると、酸によるダメージで武器や防具がみるみる劣化していく厄介な相手ですが。ヒューマン/クレリックによる拾った武器と防具による損失を顧みない攻撃や、ウーズの精神(あるのか?)にもダメージを与えるヒューマン/バードのヴィシャス・モッカリーなどでこれを撃破。

  やれやれこれで脱出だと、岩の割れ目から奥続く道へ進もうとした時、突如上から戦っていたデーモンの一匹が落ちてきます。そして、一行の行く手を塞ぎます。このデーモン、ブロックと言う名の種類らしく、ブロックでブロックと言う駄洒落なんじゃ…

 瀕死ですがまだ息のあるデーモンに皆で留めをさし、今度こそ本当に脱出に成功します。
 何処へ向かうかわからないままに次回へ続く。

2015/11/08

[備忘録] D&D Encounters 「Out of the Abyss」第2回 ドラウの囚人(2) 11/04/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「Out of the Abyss」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎 週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。2015年10月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイ トルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「Out of the Abyss」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

えーと、まだ前回のシリーズ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」が終わってないのですが、それは11月のキャッチアップに参加出来たら最終回を書きます。

今回のパーティー構成です。
ハーフエルフ(ウッド)/ウォーロック Lv1:王になる事を夢みる田舎者。
ヒューマン/クレリック Lv1:戦いこそ全てのテンパスの神官。
ヒューマン/ソーサラー Lv1:ワイルドマジックで蝶が飛ぶ。
ハーフエルフ(ドラウ)/レンジャー Lv1:ヒルズファー出身のかなり屈折したレンジャー。
ファイアージェナシ/バーバリアン Lv1:バーバリアンだけど後衛的立ち回り。
ヒューマン/パラディン Lv1:礼儀正しい正統派パラディン。

愉快な囚人仲間のNPC達は以下の通り。
ブッピドゥ:おしゃべり好きの愉快なデロ。多分、躁病。
プリンス・デレンディル:自分は呪いで姿を変えられたエルフの王子だと主張するクアゴス。仕草はエルフぽいし流暢なエルフ語を話す。
エルデス・フェルドラン:幻の王国デルザウン、その都ゴーントルグリムから来たシールドドワーフの斥候。女性です。
ジムジャー:ギャンブル狂のディープノーム。カイジの登場人物に良く居る信用できないタイプ。情報通。
ロント:ドワーフから逃げる途中でアンダーダークに落ちて捕まったオーク。思う所があるとかないとか。
サリス・クツェカリット:仲間殺しの罪を着せられたドラウ。無口キャラだったが、早くもデレてイロイロ話してくれた。
シュウシャア:クオトアの隠者。服従無抵抗主義者。
ストゥール:人の数に数えて良いのか疑問のマイコニドの幼生体。胞子で会話する。
ドプシーとターヴィー:二人で一人のディープノームの兄弟。オインゴなのがドプシーでボインゴなのがターヴィー。

 ゴブリンとの 戦闘を終え牢に戻された冒険者達は、なんとか脱出の契機を掴もうと、牢の中の囚人達にあれやこれや聞き始めます。主な情報源はジムジャーでしたが、ヒューマン/クレリックがサリスの説得で20を振り。彼から多くの情報を聞き出せます。
重要な事は、ジョルランがかって一流の戦士でありこの施設の長であるイルバラから寵愛を受けていたこと、しかし、現在の愛人であるショウアの謀により、顔半分をウーズ(いわゆるスライム一般を指す)に食われ、利き腕の指も二本失った事。それにより、イルバラの寵愛を失い、戦士としての能力も落ちてしまい外の警備などに追いやられてしまったなどの話しです。
それと、この牢には呪文が発動しない結界が張られていることが判明します。
そう言った話しは聞けましたが、具体的な脱出計画は定まりません。

 そうこうしていると、交代の時間になり冒険者達は労働へかり出されます。そこでも、何事もありませんでしたが、牢へ戻される時の見張りはジョルランでした。
ジョルランは牢に戻す直前、ヒューマン/パラディンとヒューマン/ソーサラーに対して小声で、ここから出たくないかと話しを持ちかけます。
もちろん答えはYESです。するとジョルランは二人が自分を怒らせたかのような芝居を打ち、残って折檻すると言い他の見張りを帰らせます。
ここでジョルランは、次の交代の際に鍵を閉めないでおく。お前達は、外に出たら見張り塔兼武器庫に行き、武装をしたら下層に広がる水へと飛び込み何処成りと逃げろと言います。
何か取引なのかと聞く冒険者達に、ジョルランはお前達が逃げさえすれば良いと言います。

 決行と成り、ジョルランは約束通り次の交代の時には牢の鍵を他の見張りが閉めた後に、素早く音を立てずに開けて立ち去ります。
冒険者達は素早く集団隠密で行動し、囚人仲間も一緒につれて牢からで、そして見張り塔に侵入。そこで、カードゲーム興じる二人のドラウと戦いになります。不意打ちを取りましたが、武器を持たない冒険者達。秘術系のソーサラーとウォーロックは物質要素の要らない魔法で攻撃、ヒューマン/クレリックはデヴァイン・フィーバーを纏った拳を振るい、他のキャラはそれぞれ敵の武器などを押さえに行きます。
何とかこの二名を倒し、上階の武器庫にのぼり取りあえずの武装を整えようとしたその時、地下空洞を満たす絶叫が響き渡ります。
その声は追いかけ会う二匹のデーモンの物でした。二匹のデーモンはお互いにつかみ合うと、施設の上で戦いを始めます。
警報が鳴り響き、ドラウの戦士達はこのデーモンの対処へと向かっていきます。
これはチャンスと、冒険者達は装備もそこそこに自分たちの元々の装備品があるというイルバラの部屋を目指します。

というシーンで次回に続く。

2015/10/30

[備忘録] D&D Encounters 「Out of the Abyss」第1回 ドラウの囚人(1) 10/28/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「Out of the Abyss」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。2015年10月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイトルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「Out of the Abyss」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

えーと、まだ前回のシリーズ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」が終わってないのですが、それは11月のキャッチアップに参加出来たら最終回を書きます。

今回のパーティー構成です。
ハーフエルフ/ウォーロック Lv1:王になる事を夢みる田舎者。実はハーパーエージェント。
ヒューマン/クレリック Lv1:戦いこそ全てのテンパスの神官。実はハーパーエージェント。
ヒューマン/バード Lv1:女性バード、楽器がなければ踊って応援。実はハーパーエージェント。
ハーフリング/ローグ Lv1:永遠の英雄介添人。実はハーパーエージェント。
レヴィン/ソーサラー Lv1:まだ、つかみ所の無い感じ。実はハーパーエージェント。
ハーフエルフ(ドラウ)/レンジャー Lv1:ヒルズファー出身のかなり屈折したレンジャー。実はハーパーエージェント。

全員ハーパー所属・・・・。なんだこれ。

そして、全員ドラウ(ダークエルフ)に囚われてアンダーダーク(地下世界)で強制労働させられていると言う状況からスタートです。
冒険者達は各々の理由でドラウに囚われ、ヴェルキンヴェルべ(※)と言う場所で一日8時間、溜まる地下水を汲み上げては捨てると言う労働をさせられています。
※聞いたけど忘れたのでネット調べたが、読み方があってるかわからないです。
ここに囚われているのは冒険者達だけでは無く、先輩の愉快な囚人仲間がいます。以下がそのメンバーです。

ブッピドゥ:おしゃべり好きの愉快なデロ。多分、躁病。
プリンス・デレンディル:自分は呪いで姿を変えられたエルフの王子だと主張するクアゴス。仕草はエルフぽいし流暢なエルフ語を話す。
エルデス・フェルドラン:幻の王国デルザウン、その都ゴーントルグリムから来たシールドドワーフの斥候。女性です。
ジャムジー:ギャンブル狂のディープノーム。カイジの登場人物に良く居る信用できないタイプ。
ロント:ドワーフから逃げる途中でアンダーダークに落ちて捕まったオーク。思う所があるとかないとか。
サリス・クツェカリット:仲間殺しの罪で労働させられているドラウ。相変わらずドラウの名前は舌かみそう。
シュウシャア:クオトアの隠者。服従無抵抗主義者。
ストゥール:人の数に数えて良いのか疑問のマイコニドの幼生体。胞子で会話する。
ドプシーとターヴィー:二人で一人のディープノームの兄弟。オインゴなのがドプシーでボインゴなのがターヴィー。

人数が予想外に多い上に、ぶっちゃけこいつら普通に会ってたら半分は敵なんだけどな。
どうも、この面々も加えてここから逃げ出すのが最初の目的ぽい。
で、この建物というか施設を取り仕切ってるのがドラウの女性司祭イルバラ・ミザリム。その両脇に立つ幹部らしきドラウの戦士(男)、シュウアとジョルランの二人です。
ちなみにシュウアがイケメン、ジョルランは傷だらけの男です。
冒険者達はここで悪夢にうなされたり、価値があるんだか無いんだか分からない物を手に入れたりしながら強制労働の日々を過ごしていると、ある日ドラウの戦士に呼び出されます。
場所はドラウの娯楽施設拷問場。冒険者達はイケメンのシュウアに、「地上の冒険者とやらの実力見せてみろ」と言われ代表で戦う者出すように言われます。
代表に立候補したのはもちろんテンパスのヒューマン/クレリック、それから自らが王になる運命を信じて疑わないハーフエルフ/ウォーロック、そして二人を死なすわけには行かないと言うハーフリング/ローグです。
で、相手は傷だらけのジョルランが用意したゴブリンx2とホブゴブリン。どうも、このドラウの二人が張り合ってる雰囲気。
ゴブリンと冒険者達の中間地点にはシートソードとクラブが二本用意されます。
ヨーイ、ドン。とはいえイニシアチブ順の行動です。ハーフエルフ/ウォーロックがトップですが魔法は使用禁止されています。そこで前に出てクラブを拾うとシュートソードを味方の方に蹴ろうとしますが失敗して壁に当て跳ね返してしまうなど不安を誘う出だしですが。仲間達の応援や、ハーフリング/ローグの石つぶてによるスニークアタック、ヒューマン/クレリックの筋肉に物を言わせたパンチなどもあり割と問題なくゴブリン達を片付けます。
そこえ、施設の支配者イルバラが現れ、勝手にこのイベントを開いたシュウアとジョルランを叱責します。ジョルランをかばうような言動をするシュウア、それを聞いてか聞かないでかジョルランに外の警備に行くように伝えるイルバラ。その時、イルバラを見るジョルランの目に憎悪が一瞬浮かびます。

と言う所で、特に脱出への目処が立たないまま1回目は終了です。

2015/06/18

[備忘録] D&D Encounters 「終末の四大公」第九回 消えた使節団(1) 6/17/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。4月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイトルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

前回はとばたした展開でしたが、レッド・ラーチの地下で活動するブラックアース教団を倒す事に成功。その余波でブラックアース教団に関わっていいた幾人かの住民は町を追われる事になりました。
そして、この事件の前後にレッド・ラーチのあるデッサリン・バレー地方全体で怪物や見慣れぬ風体の人物達がうろつくなど、不穏な空気が流れ始めます。
これから冒険者を待ち受ける試練は、如何なるものになるのでしょう。

今回のパーティー構成です。
ヒューマン/ファイター Lv2:正義感が強く、エルドリッチナイト(秘術騎士)を目指すしている。機会攻撃だけは良く当たる。
ゴライアス/バーバリアン Lv2:武者修行中。ここぞって言うときに出目が悪い。
ヒューマン/ウォーロック Lv2:テレパシーで言葉の通じない相手と交渉をする。驚異の出目1確率。
ヒューマン/クレリック Lv2:教団内での出世を願うトゥームの神官、高慢で不遜なところがあり出世できなさそう。

今回は、一見するとバランスのいいパーティー構成です。


ブラックアース教団の暗躍を阻止した冒険者一行ですが、滞在している町レッド・ラーチ周辺は怪物の出没や見慣れぬ風体の人影などが多く目撃され、段々と不穏な空気に包まれていきます。それは、まるでデッサリン・バレー地方全体に影が落ちたかのように暗い雰囲気を漂わせ、人々は不安と疑心に捕らわれて行くのでした。

町に滞在している冒険者達は、所属する派閥のエージェントから接触を受けます。各派閥の話は以下の通り。

エメラルド団:自然のバランスを守護し、文明社会が不必要に拡大しないよう活動している。
ゴライアス/バーバリアン、ヒューマン/ウォーロック
二人はエージェントから以下のような指令を受けます。
ミラバー(ソードコースト地方の北の果て、世界の背骨山脈のたもとにある街)から使節団がサミット・ホール修道院(レッドラーチの近くあるが、北側からだと丘陵地帯を抜けなくては辿りつけない)に向けて出発した。しかし、何日か前にレッド・ラーチを通過した後でこの使節団は消息を断った。この使節団にはエメラルド団に所属しているムーンエルフが参加しており、貴重な薬草の種を修道院まで届ける事になっていた。そこで君達には使節団を探し出し、何とか種だけでも修道院に届けて欲しい。

領主同盟:フェイルーンの秩序と平和のために活動する。権力者に与しているが現実路線の団体。
ヒューマン/クレリック
彼はエージェントから以下のような指令を受けます。
ミラバから使節団がサミット・ホール修道院に向けて出発した。しかし、何日か前にレッド・ラーチを通過した後でこの使節団は消息を断った。この使節団には、ウォーターディープの貴族、ムーンエルフ、シールドドワーフの三人がリーダを勤めている。そして彼らはある情報を記した暗号を三分割して持っており、その情報はフェイルーンの平和のために必要な物だ。そこで君には使節団を探し出し、三人のリーダーを救出するか暗号文を回収して欲しい。

ハーパー:弱者を迫害から守るため権力や悪の勢力と見境無く戦う。歴史あるテロ集団。
ヒューマン/ファイター
彼は(…中略…)使節団は消息を断った。この使節団には、ドワーフの歴史家が参加しており彼はその研究成果をウォーターディープに収めに行くはずだった。この研究成果は悪しき者の手により悪用される可能性をもっている。そこで君には使節団を探し出し、研究論文を回収して欲しい。

と言うわけで、一行は使節団の後を追う事にします。その前に、レッド・ラーチの保安官にかけあい、使節団を探し出したら幾ばくかの報酬が出ないかウォーターディープと交渉すると言質を取り。消息をたった3日前ぐらいに南の街道沿いで大きな鳥を見たと言う情報を得ます。

とりあえずは、使節団が進んで行った南東へ伸びるケルン・ロードを進んで行くと、突如ノールの盗賊達が立ちはだかります。誰も言葉が通じないのでヒューマン/ウォーロックがテレパシーで交渉を試みますが、ノール達は一顧だにしません。ヒューマン/ファイターが口上を述べますが、ゴライアス/バーバリアンは面倒だから「死ね!」で良いだろうと言って戦闘開始です。
敵はノールx2、ノール・パックロードx1です。戦闘は、前衛の二人のイニシアチブが低くかったのが災いし、ゴライアス/バーバリアンがレイジする前にダメージを受けてHP0になってしまいます。しかし、すぐ側にヒューマン/クレリックが居たためすぐさま回復、リックレスアタックでクリティカルを二回出しあっさりとノール達を退けます。そして、ノール達の懐をあさり20gpを手に入れました。

小休憩の後で再び街道を進んで行くと、突如として空から大きなハゲワシ(大型サイズ)とそれに乗った男達が現れます。そして、有無を言わさずゴライアス/バーバリアンにレイ・オブ・フロストの呪文が。特に交渉も口上も無く戦闘に突入します。
敵はフェザーゲイルナイトx1、カルト信奉者x2、それぞれが騎乗する大ハゲワシx3です。
飛んでいる敵への攻撃は中々厄介ですが、騎乗している敵からの攻撃ダメージはさほどではありません。とりあえず飛び道具で信奉者を一人倒しますが、騎乗していたハゲワシがそのまま襲いかかってきて、どちらかと言うとこっちの方が厄介です。
それでも、大ハゲワシはACもHPもあまり高くないのでこれを退け、もう一人の信奉者も倒し、敵のリーダーであるフェザーゲイルナイトの騎乗した大ハゲワシを倒して地上に落とします。
ですが、フェザーゲイルナイトはまだ生き残ってる信奉者が乗っていた大ハゲワシに飛び乗り全力で逃げようとします。しかし、ここでヒューマン/ウォーロックのエルドリッチ・ブラストがワゲワシに命中。またもフェザーゲイルナイトは地上に(フェザーフォールで)落下。その後、追いかけっこの末(耐久力コンテストでプレイヤー側が勝利し)、追いつき身柄の拘束に成功します。「何をする!」と言う、フェザーゲイルナイトの言葉に、「それはこっちの台詞だ!」と突っ込んだところで本日は時間切れになりました。

次回に続く。

2015/06/12

[備忘録] D&D Encounters 「終末の四大公」第八回 地下に秘されしもの(2) 6/10/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。4月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイトルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

前回はあと一歩の所で敵を倒しきれず、全滅となりましたが誰も死亡にまでは至っていませんでした。果たしてこの先どうなるのでしょうか。

今回のパーティー構成です。
ヒューマン/ファイター Lv2:正義感が強く、エルドリッチナイト(秘術騎士)を目指すしている。機会攻撃だけは良く当たる。
ゴライアス/バーバリアン Lv2:武者修行中。ここぞって言うときに出目が悪い。
ヒューマン/ウォーロック Lv2:テレパシーで密談を仲介する。脱出するためなら人間の尊厳も捨てる覚悟。
ティーフリング/ソーサラー Lv2:正義の味方のおじいちゃん。ドアを開けたり閉めたり忙しい。

今回は(も)回復役無しです。


目を覚ますとヒューマン/ファイター、ゴライアス/バーバリアン、ヒューマン/ウォーロックは縛り上げられ巨石が佇む巨大な部屋の真ん中にころがされています。そこには、前回倒し損ねたバンデット・キャプテンとグレイブを持ちスプリント・メールを着た僧侶風の男がこちらを見下ろしています。
「貴様らは夜までの命だ、その準備をしようと」と僧侶風の男が言い、何かの呪文で巨石の向きを変えた後バンデット・キャプテンに見張ってるように言って部屋の奥へ向かいます。
とりあえずここで、小休憩としてHPや呪文スロットを回復します。その後で、ヒューマン/ウォーロックのテレパシー能力を介して脱出のために密談を始めます。なかなか方針が決まりません、DMの希望としてはここで大人しく夜まで寝て大休憩して欲しい感じでしたが、相手は二人だ武器さえあれば何となると強行突破をはかる事にします。
ヒューマン/ウォーロックが「小便が漏れるー」等と芝居をしてバンデット・キャプテンの機を引いてる間に縄ヌケを試みますが一回目は失敗、バンデット・キャプテンに小突かれます。だが、人間あきらめるまで失敗はありません。二回目にも兆戦、ゴライアス/バーバリアンが縄を引きちぎります。
僧侶風の男もこちらに来ますが、ヒューマン/ウォーロックが音声要素だけで発動できる魔法でバンデット・キャプテンに精神系のダメージ、さらに追加効果でヒューマン/ウォーロックから遠ざかります。これはチャンス!と言うところで、話をティーフリング/ソーサラーへ。

なかなか出てこない冒険者一行を探しに、穴の所まで来たティーフリング/ソーサラーは中に入る事を決意します。やはり、町の長老格である馬車屋の老人に止められますがそれを無視して地下の遺跡へと進みます。そして、奥に進んで行くと人の争う声が。扉を開けると探していた一行と、怪しい風体の男達が争っています。ここで部屋に飛び込み、魔法をバンデット・キャプテンに浴びせます。

ティーフリング/ソーサラーの参戦で勢いづく一行。全員何とか縄から抜け出し、バンデット・キャプテンを倒しますが、僧侶風の男からシャッターの呪文を連発され、入り口のドアをついでのアクションで開けたりしめたりしながら戦うティーフリング/ソーサラー以外、またもや全員瀕死です。ここは一時撤退を決意し、ドアに向けてダッシュをしますがゴライアス/バーバリアンは最後の最後でシャッッターへの耐久力セービングスローに失敗してHP0、ヒューマン/ウォーロックは成功してもHP0、またしても捕らえられてしまいます。その隙にヒューマン/ファイターとティーフリング/ソーサラーの二人は遺跡を脱出して宿屋に戻ります。

ここで、リソースもつきたので捕らえられた二人も、脱出したヒューマン/ファイターも大休憩をとります。その間にティーフリング/ソーサラーは穴の周辺に動きが無いか見張っていると深夜になって人が集まり始めます。ヒューマン/ファイターとティーフリング/ソーサラーは急いで人が集まる馬車屋へと向かいます。中には数人の住民が集まり、それじゃあ行こうなどと会話しています。そこへ、乗り込むヒューマン/ファイターとティーフリング/ソーサラー、「お前達の悪事はすでにお見通しだ」と何もわかってない状況でハッタリをかまし、威圧ロールに成功して住民達を戦わずに降参させます。さて、一体なにが地下で行われていたかと言うと。

・遺跡は古いドワーフの物。
・奥の巨石は時々意味ありげに動く。
・町にララカーと言う男がやって来て、その巨石は未来を予言しているといい始めた。
・ララカーの予言で山賊を事前に察知できたり、裕福な旅人が来たりした。
・しかし、そのうち行動が怪しくなりはじめ、生贄と称し旅人を手にかける手伝いをさせられた。
・そのため、怖くてララカーに逆らえない。

と言ったところで、ララカーとはあの僧侶風の男のようです。話を聞くとヒューマン/ファイターとティーフリング/ソーサラーの二人は早速地下に下り、奥の部屋に向かいます。

再び奥の部屋にやって来たヒューマン/ファイターとティーフリング/ソーサラーの二人、有無を言わさず戦闘に突入します。ヒューマン/ファイターがアクション・サージ(ファイターの技能、アクションが一つ追加で取れる。かなり便利)ゴライアス/バーバリアンの縄を切ります。縄を解かれたゴライアス/バーバリアンは、ヒューマン/ウォーロックを抱える(ゴライアスは種族の特徴で、力仕事に関しては一つ大きなサイズのクリーチャとして扱われるので易々と抱えます)と取り上げられた武器がある方へと全力で移動し武器を回収すると、そこでヒューマン/ウォーロックの縄を解こうと剣を振るいますが、3ターンに渡ってAC10の命中を外すハプニングがあったものの、機会攻撃を良く当てるヒューマン/ファィター(しかも、センチネルの特技があり、機会攻撃が当たると相手の移動力が0になる)と、リックレスアタックでこれまた当たるゴライアス/バーバリアンに囲まれ、さらには遠隔からヒューマン/ウォーロックとティーフリング/ソーサラーに魔法を浴びせられては、さしものスプリント・アーマーを着込んだララカーもあっさりと倒されます。

ララカーを調べると、奇妙なマークの聖印(正三角形の底辺中央から、上方の頂点向け、頂点まで半分位の長さの直線が引かれている)をもっています。ここで、知力が8のゴライアス/バーバリアンが宗教ロールで20(20は自動成功)を振り。それが、カルト・オブ・ブラックアースのシンボルだと分ります。

巨石は元々動くドワーフの仕掛けがあるようですが、ララカーが呪文で巨石を動かし都合の良いことを言って住民を騙していたようです。

このキャンペーンの本筋ぽい敵の影が見え始めた所で次回へ続きます。

2015/06/04

[備忘録] D&D Encounters 「終末の四大公」第七回 地下に秘されしもの(1) 6/3/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。4月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイトルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

手ひどい敗北で終わった前回セッションですが、今回より第二章となり、経験点が2レベルに達しているキャラクターはレベルアップする事が許されました。D&D 5eは2レベルからが本番!もう、貧弱な坊やとは呼ばせないと勢い込むも、さてはて今日の展開は如何に。

今回のパーティー構成です。
ヒューマン/ファイター Lv2:正義感の強い重武装の完全前衛型ファイターだがエルドリッチナイト(秘術騎士)を目指すしている。
ゴライアス/バーバリアン Lv2:武者修行中のため敵と戦う事を目的としている、レベル2になり攻撃力も打たれ強さも急上昇。
ヒューマン/クレリック Lv2:教団内での出世を願うトゥームの神官、高慢で不遜なところがあり出世できなさそう。機械は苦手。
ヒューマン/ウォーロック Lv2:エルドリッチ・ブラスト(魔法の槍)を放ち後衛から援護するが、ダイス目が走らない・・・

今回はバランスが良いパーティーですし、さらに全員Lv2なのでLv1時より格段に強くなっています。


いつもの様に冒険者一行はレッド・ラーチの唯一の宿屋スゥインギング・ソードで昼食を取っていると、突如として地震が起きます。これ自体はたいした物ではなかったのですが、続いて大きな地響きと共におもてが騒がしくなります。冒険者一行も状況を確かめに外へと出ます。
外では、町の中心部近くの地面が陥没し子供が落ちたと大騒ぎになっています。子供を助けようとした母親も落ちてしまったようです。こりゃいかんと、冒険者一行がさっそく救出に向かいますが、なぜか町の長老がかたくなに冒険者達が下に降りるのを押しとどめようとします(全員が看破のロールに失敗したため何かを隠しているのかどうか良くわからない)。正義感の強いヒューマン/ファイターがこれをおしのけてゴライアス/バーバリアンと共に下に降ります。
そこは、予想したより遙に大きな空間が広がっていました。子供と母親を上にあげると、この地下の探索のためにヒューマン/クレリックとヒューマン/ウォーロックも下に降りて来ます。
100ftx200ft近くある大きな部屋で、北側にトンネルがあるが崩れています。東側に石造りの扉があり、近くに最近使われた外套と水袋が置いてあります。冒険者一行は石造りの扉を開け10ft幅の通路を奥へと進みます。
少し進むと十字路があり、北と南の通路にも石造りの扉がありチェインメールを着て、ウォーハンマーを手にしたドワーフのレリーフが刻まれています。ドワーフ?となりますが、全員が歴史のロールに失敗し時代とかも良く分らないけど、この辺りにはありがちな遺跡て事で納得します。そして、一行は特に何の注意もせずに一直線に東へ進んでいきます。
東の通路の奥に扉が見えたところで一行が通って来た通路に鉄格子が落ちます。ここで、一息に突きあたりの扉の前まで走る一行。すると、扉の前にも鉄格子が落ちてきます。これを、ゴライアス/バーバリアンは回避、ヒューマン/クレリックとウォーロックの二人は回避に失敗した上にロールの結果が難易度目標値との間に5以上の差があったため、二人とも鉄格子のした敷きになり2d6のダメージを受けてしまいます。ヒューマン/ファイターとゴライアス/バーバリアンが鉄格子を持ち上げ二人を救出していると、突きあたりの扉には覗き窓があり、そこからクロスボウでヒューマン/ファイターが撃たれますがACが高かったためこれは外れ。
ゴライアス/バーバリアンは素早く扉を開くと、そこにはハーフオークの荒くれ者が。そうこうしてるうちに、元来た通路から山賊とその親玉が駆けつけます。こうして狭い通路での戦闘になりました。
ハーフオークx1、山賊x5、山賊親玉x1と結構な量ですが、しのげないと言うわけでも無い数です。バーバリアンはLv2で得た特徴のリックレスアタック(無謀な攻撃。こちらの攻撃に優位なるかわりに、敵の攻撃も優位になる)とレイジ(激怒)の組み合わせでまずはハーフオークをそして山賊を次々に倒していきます。
ヒューマン/ファイターも敵に囲まれながらも徐々に調子を上げ、敵を減らして行きます。しかし、誤算というかなんというか、ヒューマン/クレリックが鉄格子を落とす仕組みを理解しようとするがロールが振るわず2ターンを無駄にした上に、回復魔法も底をつきます。ヒューマン/ウォーロックの魔法はほとんど当たりません。
そうこうしてるうちにファイターのHPが底をつき倒れます。残るバーバリアンも奮闘し、山賊親玉以外全滅させ、さらに親玉にクリティカルヒットを与え追い詰めますが一歩及ばずHPが0に。しかしクレリックとウォーロックが残っているし、敵のHPもほとんど無い状態、余裕と思ったのですがそんな事は無く。ヒューマン/クレリックもウォーロックも全くダイス運に恵まれず、なんと敵に何かしらの攻撃を当てればほぼ勝ちの状態から、逆転全滅を喫します。不幸中の幸いは、今回は誰も死(コンプデス)んでいない事です。

と言うわけで、どうすれば良いんだというDMの呟きと共に次週へと続くのでした。

2015/05/28

[備忘録] D&D Encounters 「終末の四大公」第六回 槍ヶ岩の主(3) 5/27/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。4月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイトルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

冒険者一行は死体とアンデット溢れる不気味な洞窟を奥へと進みます。この先には一体何が待ち受けているのか、そして、槍ヶ岩の主とは何者なのか?
てな所で、今回のパーティー構成です。

・ハーフオーク/モンク 敵を倒す事に執念を燃やす、ターゲットの取りあいになるゴライアス/バーバリアンと中が悪い。
・ゴライアス/バーバリアン 武者修行中のため敵と戦う事を目的としている、ハーフオーク/モンクといまいち馬が合わない。
・ヒューマン/ファイター1 正義感の強い重武装の完全前衛型ファイターだがエルドリッチナイト(秘術騎士)を目指すしている。
・ヒューマン/ファイター2 中衛を担う弓ファイター、善人だが騙されてゼンタリム(悪の秘密組織)に入った。

以上、秘術なし、信仰なし、盗賊なしの脳筋パーティーとなりました。

奇妙な装束のゾンビ達が踊っていた星型の部屋から伸びる二本の通路、片方は風が吹いてくる平坦な道、片方は風の流れの緩い少し登りになった道。冒険者一行は登りの細い道を上がって行きます。
そこには小部屋があり、宝箱と見まごう鉄の箱が二個ほど置いてあります。これは!とハーフオーク/モンクが早速箱に飛びつきますが、鍵が掛かっていてこじ開けることも出来ませんでした。それではとヒューマン/ファイター1が慎重に部屋に入りますが、知覚ロールの出目は低く特に何にも気付きません。と言うところで、部屋の壁の向こうからガチャと言う音が聞こえると同時に上から岩が!
被害を受けるのは部屋に入ったハーフオーク/モンクとヒューマン/ファイター1ですが、二人とも回避のための敏捷力セービングスローに失敗しダメージを受けます。特にハーフオーク/モンクはHPが0になりましたが、種族特性でハーフオークは一度HPが0になっても一度だけHP1の状態に復帰できるので、それを利用して立っている事に。
壁には小さな覗き窓があり、そこから髭面のジジィがこちらを見ていま。そして、

「フェッフェッフェッ、貴様らこの槍ヶ岩の主に逆らおうと言うのか」

と告げます。この洞窟入って始めて見る自分達以外の生物です。
ここで、ヒューマン/ファイター2が素早く覗き窓に近づき、3/4遮蔽の-5ペナルティを物ともせずロングボウで逃げて行くジジィにダメージを与えます。
とりあえず星型の部屋まで戻り小休憩をして、体力を回復させる一行。そして、いよいよ槍ヶ岩の主との対決です。
反対の平坦な道の先には高さ40フィート程度、幅50フィート程度、奥行き400フィート近い巨大な空間が開けていました。入り口には死体を刻んだりするためのテーブル状の岩が三つと、その傍らにゾンビが一体。200フィート近く奥にはカウンター状になった岩の向こうにシュートボウを持ったスケルトン4体とジジィの姿が。距離をつぶせるのはヒューマン/ファイター2のロングボウのみと言う状態です。
まず、ヒューマン/ファイター1が前に出ます、他の三人は手前のゾンビを潰そうとしますが中々死なずてこずります。その間に、ヒューマン/ファイター1がスケルトンの正射に倒れます!Lv.1じゃありがちですが。ジジィの魔法もかわし、やっとの事でゾンビを片付けますがその間に、ヒューマン/ファイター1が生死判定に1回目失敗、2回目1を振り一気にスリーアウトで死(コンプデス)でしまいます。ええー!と言う状況ですので、ハーフオーク/モンクは撤退を進言します。ですが、ゴライアス/バーバリアンとしては自身が戦わず(死体[ゾンビ]は数にいれません)に引くのは(武の神テンパスへの)信仰上許されないとして激怒(レイジ)して突っ込みます。それを、少なくない憧れを持って見送るハーフオーク/モンク、なんとかジジィだけでも仕留められないかと遠距離から攻撃を続けるヒューマン/ファイター2。しかし、事態は好転せずゴライアス/バーバリアンはジジィの魔法とスケルトンのクリティカルの前に倒れます。
ここで、ハーフオーク/モンクとヒューマン/ファイター2は撤退を決断、撤退しながらもヒューマン/ファイター2はジジィへの攻撃を続けますが仕留める事はできず、その間にゴライアス/バーバリアンは生死判定に3回失敗し死(コンプデス)にます。と言うわけで、ミッションには失敗してしまいました。流石に魔法の援護なしでは厳しかった。
その後、撤退した二人はレッド・ラーチに戻り槍ヶ岩での顛末を話し、援軍を仰ぎます。死んでしまった二人はゾンビにされる前に各々の派閥(ハーパーとエメラルド団)のエージェントに救い出され蘇生されレッド・ラーチの宿屋スィンギング・ソードの前で目を覚まします。そして一行は援軍と共に槍ヶ岩の洞窟に向かいましたが、中はもぬけの殻となっていました。気になるゾンビの材料は墓地から掘り出した物や旅人のようで街の住人はいませんでした。最奥には手の形をした彫刻の上に見慣れぬ紋章が中に浮かぶ水晶玉が置かれていましたが、全員が何のロールもカスリもせずに失敗したため放置しておく事にしました。

と言うわけで、D&D5eにおけるLv.1の弱さを再確認し話は次に進むのでした。

※槍ヶ岩の主ことオレイアス君はプレイではジジィになっておりますが、設定では生まれはバルダーズゲート、貴族出身の若い死霊術派ウィザードであり、死体と一緒にいると落ち着くと言う引きこもりだったようです。