2015/04/23

[備忘録] D&D Encounters 「終末の四大公」第三回 墓所の謎(2) 4/22/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。4月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイトルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

丘の上で話し合うハーフ・オーガとゴブリンに隠密で近づいた冒険者一行は、特に声をかける事無く襲いかかります。敵はハーフ・オーガx1、ゴブリンx3です。ちなみに今回は事情によりプレイヤー定員6名のところ7名でのプレイとなっております。
不意打ちを取った1ターン目こそ数を減らせませんでしたが、2ターン目で大勢は決しました。そして、ヒューマン/ファイターがゴブリンを一匹捕まえてる横で、ハーフオーク/モンクがハーフ・オーガの止めを刺すのを取られた腹いせにゴライアス/バーバリアンを殴りこれがクリティカル!、ゴライアス/バーバリアンはこれをスートンズ・エンデュランスの能力で受け止めノーダメージ。ゴライアス/バーバリアンがお返しに頭突きをお見舞いするとこれまたクリティカル!でDMとプレイヤー大爆笑。にらみ合う二人、とりあえずパーティー唯一の良心であるヒューマン/ファイターが割って入ると言うか、ゴブリンの尋問へ話を進めて場を治めます。

さてゴブリンを尋問。ゴブリン達の目的は墓所の中かに幽霊がいて先に進めないので、この墓を調査に来た奴らが出てきたところを待ち伏せする計画だったと言います。ちなみにこのゴブリンはどんな幽霊なのかの問いに「非実体」と返答し、そうじゃないと言うツッコミに宗教学がないのでゴーストなのかスペクターなのかレイスなのか判断出来ないと冒険者一行より知的な返事をします。

得られる情報もないようなのでゴブリンは逃がしてやり、いよいよ墓所の中に入っていきます。ちなみにメンバーにローグがいないので初っ端なからゴブリン達の仕掛けた(誰か墓所に入ったか丘の上から確認する)アラームに引っかかり金だらいが床に落ち大音響がなり響きます。それにも怯まず進むハーフオーク/モンク、廊下の奥にあるテーブルのある部屋へ。そして、さらにこの置くの部屋への扉に触れた瞬間スペクターが現れます。

「我が主の墓所を荒らす物よ立ち去れ」

てな事を言いますが、ソーサラーはお宝が気になりスペクターを無視して扉をあけようとして攻撃されます。まあ、このスペクターを魔法火力で退けたあと。鍵のかかった扉を力づくで開け石棺のある部屋へ。ここに宝箱がありましたが、中は朽ちた布と本でした、しかしファイターは箱が二重底である事に気がつきます。ですが、パーティーのあまりの無法ぶりに申告しようかどうか悩みます。
そんなことしてるうちにハーフオーク/モンクが問答無用で石棺を開け、中の朽ちた遺体の上に置かれていた二本の剣が襲いかかってきます。ここもあまり問題なく撃破。戦闘後、ファイターが二重底を申告し、金のロケットと二個の指輪、宝石少々を手に入れます(しめて210GP相当)。

散々暴れたあと、荒らした墓所をもうしわけ程度に元に戻して冒険者一行はレッド・ラーチの町に戻り、人々に事の顛末を報告するのでした。謎なんて無かった。続く…

2015/04/16

[備忘録] D&D Encounters 「終末の四大公」第二回 墓所の謎(1) 4/15/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。4月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイトルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

レッド・ラーチの町の南で山賊どもを一掃した冒険者一行。町唯一の宿屋スゥィンギング・ソードで一夜を明かし、町に出て仕事を探すと幽霊が出ると噂の町郊外の古い墓所で怪しい連中を見たとの話があります。さっそく、その怪しい連中を見たという鶏肉屋の孫娘に話を聞きに行く事に。
鶏肉屋で10歳の女の子から巨人がいたとの証言を得る。巨人!色めきたつ冒険者達。しかし、もう一人の証言者パン屋の親父は墓荒らしに来たゴブンリンを見たと言います。きっと、ゴブリンが合体して巨人の振りをしていたに違いないと無茶な推理をするハーフオーク。どちらにしろ幽霊ではなく物理で行けそうな相手と見た冒険者一行は早速町の保安官に許可を取り町郊外にある、町よりも古い歴史のある墓所へと向かいます。

墓所に向かう途中、道に迷っているらしいホブゴブリンとゴブリンの一行に出会います。とりあえず、声をかけて見ましたが良好な関係は結べそうに無いので戦う事にしました。味方が隣接していると意外に強いホブゴブリンでしたが、ハーフオーク/モンクのクリティカルとゴライアス/バーバリアンによって倒され、残るはゴブリン1匹でしたがそいつは逃げ出してしまいます。

とりあえず、ゴブリンの足跡を追うとどうやら墓所の方へむかったようです、早速追跡する冒険者達。追って行くと墓所の入り口近くの丘でハーフ・オーガとゴブリンが話し合っています。ゴブリン曰く「問答無用で殴りかかってきた野蛮な冒険者にやれちまいました」とか、言い訳は出来ないほど野蛮な感じの冒険者達だが、ここは野蛮パワー発揮しようとハーフ・オーガにステルスでにじり寄ります。

と、ここで第二回分は終了となりました。

2015/04/10

[備忘録] D&D Encounters 「終末の四大公」第一回 街道筋の山賊 4/8/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。4月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイトルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」となります。
このシナリオ集、背景はグレイホーク舞台にした「邪悪寺院(The Temple of Elemental Evil)」が元になっていますが、今回の舞台はフェイルーンですフォーゴトン・レルムです。全く世界が違います。それだけに古くからのプレイヤーは気になる所がイロイロあるシリーズといえましょう。
ちなみに「邪悪寺院(Temple of Elemental Evil)」はAD&Dのシナリオ集として発売され、その後にはPCゲームになり、D&D3.5版では「邪悪寺院、再び(Return to the Temple of Elemental Evil)」と言うシナリオ集が発売されています。PCゲームの「邪悪寺院」とシナリオ集の「邪悪寺院、再び」には日本語版があります。このシリーズの舞台は一貫してグレイホークでした。

私は秋葉原のロロステでD&D Encountersに参加させてもらっています。新シリーズのためか第一回セッションは大盛況で、定員12人が全て埋まり、私とあと一人の方が飛び入りの形で各卓7名でのプレイとなりました。
まあ、第一回目のセッションなので、肩ならしというか舞台や背景の説明的セッションです。時は1491DR(デイル暦、フェイルーンの人間が使う一般的な暦法です)、舞台はソードコーストのウォーターディープから内陸に数十マイル入ったロング・ロード街道沿いにあるレッド・ラーチの町。この町は結構な縮尺の地図にも載ってる割に小さい町で、村と言っても過言ではないレベルです。きちんとした行政組織も治安維持のための部隊も無く、どうやら町で街道を通る人間を相手に商売している商人や職人が自治をしているようです。言ってしまうと、そんなもので治まるほどの規模だと言うことです。
さて、ウォータディープから商品の護衛でこの周辺まで来た冒険者一行ですが、手違いなのか騙されたのか目的地についても報酬は払われませんでした。今すぐウォータディープにとって返して依頼主を締め上げなけらばならないのですが、その前に帰るためのお金がなかったりで、とりあえずレッド・ラーンチまで行けば仕事にありつけると言われた一行はレッド・ラーンチの"揺れる剣亭(スゥィンギング・ソード)"という名の宿屋へ向かいました。ここで、最近町の南で悪さを働いてる奴らがいる、保安官が冒険者を探しているので話を聞いてみてくれと言われます。見返りに宿代三泊をせしめつつ、保安官宅に向かう野蛮人と半端者から構成された胡散臭い集団(パーティー)。唯一貴族出身のファイターが秩序属性であり交渉役を担いながらも、すき放題言ったりやったりするパーティーメンバーを横目で見るだけと言った感じで話は進行して行きました。そして、何とか依頼を受け街道筋を荒らす山賊を征伐に向かいます。
山賊が路傍でくつろいでいるのを発見したパーティー一行、問答無用に突っ込みたい所ですが一旦は反応を見るため声をかけます。奥に見える檻に入れられた熊が気になるところです。ですが、交渉は秒単位で終了し戦闘へ。バーバリアンが一気呵成に敵に駆け寄り攻撃を一身に受け、他のキャラに行動の自由を与える作戦にでました。この作戦で、バーバリアンは倒れても良かったのですが、ちょっとした幸運とDMの配慮とドルイドの回復魔法で最後まで立っていられました。
まあ、そんなわけでバーバリアン以外はほぼ無傷で敵を倒し、動物と意思相通のできるドルイドが熊を説得し襲わない約束をさせて檻から出してやり依頼は終了しました。生き残りの山賊を締め上げましたが、本当にただの山賊でありキャンペーンは何も動き出さないまま第一回のセッションを終了しました。流石に7人で分けたため得られた経験値もお金も少ないセッションでした。