2015/04/10

[備忘録] D&D Encounters 「終末の四大公」第一回 街道筋の山賊 4/8/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。4月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイトルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」となります。
このシナリオ集、背景はグレイホーク舞台にした「邪悪寺院(The Temple of Elemental Evil)」が元になっていますが、今回の舞台はフェイルーンですフォーゴトン・レルムです。全く世界が違います。それだけに古くからのプレイヤーは気になる所がイロイロあるシリーズといえましょう。
ちなみに「邪悪寺院(Temple of Elemental Evil)」はAD&Dのシナリオ集として発売され、その後にはPCゲームになり、D&D3.5版では「邪悪寺院、再び(Return to the Temple of Elemental Evil)」と言うシナリオ集が発売されています。PCゲームの「邪悪寺院」とシナリオ集の「邪悪寺院、再び」には日本語版があります。このシリーズの舞台は一貫してグレイホークでした。

私は秋葉原のロロステでD&D Encountersに参加させてもらっています。新シリーズのためか第一回セッションは大盛況で、定員12人が全て埋まり、私とあと一人の方が飛び入りの形で各卓7名でのプレイとなりました。
まあ、第一回目のセッションなので、肩ならしというか舞台や背景の説明的セッションです。時は1491DR(デイル暦、フェイルーンの人間が使う一般的な暦法です)、舞台はソードコーストのウォーターディープから内陸に数十マイル入ったロング・ロード街道沿いにあるレッド・ラーチの町。この町は結構な縮尺の地図にも載ってる割に小さい町で、村と言っても過言ではないレベルです。きちんとした行政組織も治安維持のための部隊も無く、どうやら町で街道を通る人間を相手に商売している商人や職人が自治をしているようです。言ってしまうと、そんなもので治まるほどの規模だと言うことです。
さて、ウォータディープから商品の護衛でこの周辺まで来た冒険者一行ですが、手違いなのか騙されたのか目的地についても報酬は払われませんでした。今すぐウォータディープにとって返して依頼主を締め上げなけらばならないのですが、その前に帰るためのお金がなかったりで、とりあえずレッド・ラーンチまで行けば仕事にありつけると言われた一行はレッド・ラーンチの"揺れる剣亭(スゥィンギング・ソード)"という名の宿屋へ向かいました。ここで、最近町の南で悪さを働いてる奴らがいる、保安官が冒険者を探しているので話を聞いてみてくれと言われます。見返りに宿代三泊をせしめつつ、保安官宅に向かう野蛮人と半端者から構成された胡散臭い集団(パーティー)。唯一貴族出身のファイターが秩序属性であり交渉役を担いながらも、すき放題言ったりやったりするパーティーメンバーを横目で見るだけと言った感じで話は進行して行きました。そして、何とか依頼を受け街道筋を荒らす山賊を征伐に向かいます。
山賊が路傍でくつろいでいるのを発見したパーティー一行、問答無用に突っ込みたい所ですが一旦は反応を見るため声をかけます。奥に見える檻に入れられた熊が気になるところです。ですが、交渉は秒単位で終了し戦闘へ。バーバリアンが一気呵成に敵に駆け寄り攻撃を一身に受け、他のキャラに行動の自由を与える作戦にでました。この作戦で、バーバリアンは倒れても良かったのですが、ちょっとした幸運とDMの配慮とドルイドの回復魔法で最後まで立っていられました。
まあ、そんなわけでバーバリアン以外はほぼ無傷で敵を倒し、動物と意思相通のできるドルイドが熊を説得し襲わない約束をさせて檻から出してやり依頼は終了しました。生き残りの山賊を締め上げましたが、本当にただの山賊でありキャンペーンは何も動き出さないまま第一回のセッションを終了しました。流石に7人で分けたため得られた経験値もお金も少ないセッションでした。

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