2015/10/30

[備忘録] D&D Encounters 「Out of the Abyss」第1回 ドラウの囚人(1) 10/28/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「Out of the Abyss」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。2015年10月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイトルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「Out of the Abyss」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

えーと、まだ前回のシリーズ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」が終わってないのですが、それは11月のキャッチアップに参加出来たら最終回を書きます。

今回のパーティー構成です。
ハーフエルフ/ウォーロック Lv1:王になる事を夢みる田舎者。実はハーパーエージェント。
ヒューマン/クレリック Lv1:戦いこそ全てのテンパスの神官。実はハーパーエージェント。
ヒューマン/バード Lv1:女性バード、楽器がなければ踊って応援。実はハーパーエージェント。
ハーフリング/ローグ Lv1:永遠の英雄介添人。実はハーパーエージェント。
レヴィン/ソーサラー Lv1:まだ、つかみ所の無い感じ。実はハーパーエージェント。
ハーフエルフ(ドラウ)/レンジャー Lv1:ヒルズファー出身のかなり屈折したレンジャー。実はハーパーエージェント。

全員ハーパー所属・・・・。なんだこれ。

そして、全員ドラウ(ダークエルフ)に囚われてアンダーダーク(地下世界)で強制労働させられていると言う状況からスタートです。
冒険者達は各々の理由でドラウに囚われ、ヴェルキンヴェルべ(※)と言う場所で一日8時間、溜まる地下水を汲み上げては捨てると言う労働をさせられています。
※聞いたけど忘れたのでネット調べたが、読み方があってるかわからないです。
ここに囚われているのは冒険者達だけでは無く、先輩の愉快な囚人仲間がいます。以下がそのメンバーです。

ブッピドゥ:おしゃべり好きの愉快なデロ。多分、躁病。
プリンス・デレンディル:自分は呪いで姿を変えられたエルフの王子だと主張するクアゴス。仕草はエルフぽいし流暢なエルフ語を話す。
エルデス・フェルドラン:幻の王国デルザウン、その都ゴーントルグリムから来たシールドドワーフの斥候。女性です。
ジャムジー:ギャンブル狂のディープノーム。カイジの登場人物に良く居る信用できないタイプ。
ロント:ドワーフから逃げる途中でアンダーダークに落ちて捕まったオーク。思う所があるとかないとか。
サリス・クツェカリット:仲間殺しの罪で労働させられているドラウ。相変わらずドラウの名前は舌かみそう。
シュウシャア:クオトアの隠者。服従無抵抗主義者。
ストゥール:人の数に数えて良いのか疑問のマイコニドの幼生体。胞子で会話する。
ドプシーとターヴィー:二人で一人のディープノームの兄弟。オインゴなのがドプシーでボインゴなのがターヴィー。

人数が予想外に多い上に、ぶっちゃけこいつら普通に会ってたら半分は敵なんだけどな。
どうも、この面々も加えてここから逃げ出すのが最初の目的ぽい。
で、この建物というか施設を取り仕切ってるのがドラウの女性司祭イルバラ・ミザリム。その両脇に立つ幹部らしきドラウの戦士(男)、シュウアとジョルランの二人です。
ちなみにシュウアがイケメン、ジョルランは傷だらけの男です。
冒険者達はここで悪夢にうなされたり、価値があるんだか無いんだか分からない物を手に入れたりしながら強制労働の日々を過ごしていると、ある日ドラウの戦士に呼び出されます。
場所はドラウの娯楽施設拷問場。冒険者達はイケメンのシュウアに、「地上の冒険者とやらの実力見せてみろ」と言われ代表で戦う者出すように言われます。
代表に立候補したのはもちろんテンパスのヒューマン/クレリック、それから自らが王になる運命を信じて疑わないハーフエルフ/ウォーロック、そして二人を死なすわけには行かないと言うハーフリング/ローグです。
で、相手は傷だらけのジョルランが用意したゴブリンx2とホブゴブリン。どうも、このドラウの二人が張り合ってる雰囲気。
ゴブリンと冒険者達の中間地点にはシートソードとクラブが二本用意されます。
ヨーイ、ドン。とはいえイニシアチブ順の行動です。ハーフエルフ/ウォーロックがトップですが魔法は使用禁止されています。そこで前に出てクラブを拾うとシュートソードを味方の方に蹴ろうとしますが失敗して壁に当て跳ね返してしまうなど不安を誘う出だしですが。仲間達の応援や、ハーフリング/ローグの石つぶてによるスニークアタック、ヒューマン/クレリックの筋肉に物を言わせたパンチなどもあり割と問題なくゴブリン達を片付けます。
そこえ、施設の支配者イルバラが現れ、勝手にこのイベントを開いたシュウアとジョルランを叱責します。ジョルランをかばうような言動をするシュウア、それを聞いてか聞かないでかジョルランに外の警備に行くように伝えるイルバラ。その時、イルバラを見るジョルランの目に憎悪が一瞬浮かびます。

と言う所で、特に脱出への目処が立たないまま1回目は終了です。