2015/11/08

[備忘録] D&D Encounters 「Out of the Abyss」第2回 ドラウの囚人(2) 11/04/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「Out of the Abyss」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎 週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。2015年10月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイ トルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「Out of the Abyss」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

えーと、まだ前回のシリーズ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」が終わってないのですが、それは11月のキャッチアップに参加出来たら最終回を書きます。

今回のパーティー構成です。
ハーフエルフ(ウッド)/ウォーロック Lv1:王になる事を夢みる田舎者。
ヒューマン/クレリック Lv1:戦いこそ全てのテンパスの神官。
ヒューマン/ソーサラー Lv1:ワイルドマジックで蝶が飛ぶ。
ハーフエルフ(ドラウ)/レンジャー Lv1:ヒルズファー出身のかなり屈折したレンジャー。
ファイアージェナシ/バーバリアン Lv1:バーバリアンだけど後衛的立ち回り。
ヒューマン/パラディン Lv1:礼儀正しい正統派パラディン。

愉快な囚人仲間のNPC達は以下の通り。
ブッピドゥ:おしゃべり好きの愉快なデロ。多分、躁病。
プリンス・デレンディル:自分は呪いで姿を変えられたエルフの王子だと主張するクアゴス。仕草はエルフぽいし流暢なエルフ語を話す。
エルデス・フェルドラン:幻の王国デルザウン、その都ゴーントルグリムから来たシールドドワーフの斥候。女性です。
ジムジャー:ギャンブル狂のディープノーム。カイジの登場人物に良く居る信用できないタイプ。情報通。
ロント:ドワーフから逃げる途中でアンダーダークに落ちて捕まったオーク。思う所があるとかないとか。
サリス・クツェカリット:仲間殺しの罪を着せられたドラウ。無口キャラだったが、早くもデレてイロイロ話してくれた。
シュウシャア:クオトアの隠者。服従無抵抗主義者。
ストゥール:人の数に数えて良いのか疑問のマイコニドの幼生体。胞子で会話する。
ドプシーとターヴィー:二人で一人のディープノームの兄弟。オインゴなのがドプシーでボインゴなのがターヴィー。

 ゴブリンとの 戦闘を終え牢に戻された冒険者達は、なんとか脱出の契機を掴もうと、牢の中の囚人達にあれやこれや聞き始めます。主な情報源はジムジャーでしたが、ヒューマン/クレリックがサリスの説得で20を振り。彼から多くの情報を聞き出せます。
重要な事は、ジョルランがかって一流の戦士でありこの施設の長であるイルバラから寵愛を受けていたこと、しかし、現在の愛人であるショウアの謀により、顔半分をウーズ(いわゆるスライム一般を指す)に食われ、利き腕の指も二本失った事。それにより、イルバラの寵愛を失い、戦士としての能力も落ちてしまい外の警備などに追いやられてしまったなどの話しです。
それと、この牢には呪文が発動しない結界が張られていることが判明します。
そう言った話しは聞けましたが、具体的な脱出計画は定まりません。

 そうこうしていると、交代の時間になり冒険者達は労働へかり出されます。そこでも、何事もありませんでしたが、牢へ戻される時の見張りはジョルランでした。
ジョルランは牢に戻す直前、ヒューマン/パラディンとヒューマン/ソーサラーに対して小声で、ここから出たくないかと話しを持ちかけます。
もちろん答えはYESです。するとジョルランは二人が自分を怒らせたかのような芝居を打ち、残って折檻すると言い他の見張りを帰らせます。
ここでジョルランは、次の交代の際に鍵を閉めないでおく。お前達は、外に出たら見張り塔兼武器庫に行き、武装をしたら下層に広がる水へと飛び込み何処成りと逃げろと言います。
何か取引なのかと聞く冒険者達に、ジョルランはお前達が逃げさえすれば良いと言います。

 決行と成り、ジョルランは約束通り次の交代の時には牢の鍵を他の見張りが閉めた後に、素早く音を立てずに開けて立ち去ります。
冒険者達は素早く集団隠密で行動し、囚人仲間も一緒につれて牢からで、そして見張り塔に侵入。そこで、カードゲーム興じる二人のドラウと戦いになります。不意打ちを取りましたが、武器を持たない冒険者達。秘術系のソーサラーとウォーロックは物質要素の要らない魔法で攻撃、ヒューマン/クレリックはデヴァイン・フィーバーを纏った拳を振るい、他のキャラはそれぞれ敵の武器などを押さえに行きます。
何とかこの二名を倒し、上階の武器庫にのぼり取りあえずの武装を整えようとしたその時、地下空洞を満たす絶叫が響き渡ります。
その声は追いかけ会う二匹のデーモンの物でした。二匹のデーモンはお互いにつかみ合うと、施設の上で戦いを始めます。
警報が鳴り響き、ドラウの戦士達はこのデーモンの対処へと向かっていきます。
これはチャンスと、冒険者達は装備もそこそこに自分たちの元々の装備品があるというイルバラの部屋を目指します。

というシーンで次回に続く。

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