2015/11/29

[備忘録] D&D Encounters 「終末の四大公」第11回~第14回(キャッチアップ) 消えた使節団 11/22/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」のネタバレが含まれている可能性があります!




毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。4月から6月までの水曜日に行われた「D&D Encounters」に参加出来ない人達に対して、週末まとめてプレイする機会を与えるキャッチアップに参加しました。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。


前回までのあらすじ。
 使節団を探す一行はフェザーゲイルナイト達の本拠地、フェザーゲイル・スピアーを目指しSighing Valleyに向かいます。谷の入り口で、グリフォンに巣を乗っ取られ困っているアラコクラの一団を助け、グリフォンの卵を手に入れたり入れなかったりしてフェザーゲイル・スピアーの門前に立ちました。
 何しろ半年位前の話しなので皆イロイロ曖昧です。

今回のパーティー構成です。
ウッドエルフ/レンジャー Lv4:寝込みを襲うのが大好きで、得意な敵はアンデット。
ゴライアス/バーバリアン Lv3:武者修行中。ここぞって言うときに出目が悪い。
ヒューマン/ローグ Lv3、バード Lv1:マルチクラスで戦闘に回復に盗賊仕事に活躍する。
ジェナシ(エア)/ソーサラー Lv4:極端な無口だが、腹の中ではニヤついています

 フェザーゲイル・スピアーにたどり着いた一行は、ちょうど開かれていた飛行愛好会(彼らはウォーター・ディープの飛行生物騎乗の愛好家団体だと名乗っています)の10周年記念の宴に招待されます。そこで、もてなしを受けていると、伝令が「マンティコアが出現した」と告げに来ます。場は一点、飛行を邪魔する憎きマティコアの狩り大会へとなります。冒険者一行もヒポグリフを借り受けこの狩りに参加。割とあっさりとマンティコアを発見しますが、慣れない飛行生物騎乗(アニマルハンドリングの技能チェックにDC15で成功しないと、取りたいアクションが取れない)に苦戦しながらもローグの不意打ちなどで大ダメージを与えマンティコアを巣へ追い立てる事に成功します。
 巣の中で二匹のマンティコアを倒し、その首をもってフェザーゲイル・スピアーに帰還。団体の偉いさんに褒美の指輪を貰います。
 一行は偉いさんに消えた使節団の事を聞いてみると、川上にあるリバーガード・キープと言う場所を根城にしているウォーターエレメントを信仰する妖しげなカルト集団がおり、彼らが川岸を荒らしているとの話しを聞きます。その集団のリーダーはワーボアとの噂で、通常の武器では倒すことが出来ないとのことでした。そこで、銀の長剣も貰い、水のカルト集団を倒すことを約束します。
 一行は一度川下の街ウォームフォードまで送ってもらいこのカルト集団に関して聞き込みをしてみることにします。
 
 レッドラーチが土のカルト集団ブラックアースに裏で操られていた様に、ウォームフォードの街が水のカルト集団に操られているのではと考えましたが、どうもそれは的外れだったようで何らそれらしい所はみつかりません。かわりに町長より使節団を見つけてくれれば賞金を出すと言われ、この依頼を引き受け。街の近くにあるという水のカルト集団の野営地に向かいます。
 野営地にはゴロつき3人、カルト信者3人、カルトの侍際(じさい、プリーストです。サムライまつりではありません) が船の側で待機しています。冒険者一行は近づいていき、自分たちが取引相手だと騙そうとしますが、そもそもそんなはずが無いので騙せず戦闘になります。数で勝る相手であり、さらにカルト信者の武器が鎧無し状態の相手にダメージ二倍の代物であり、バーバリアンが強みを見せられないのと、火力が分散してしまった事でかなりの苦戦を強いられます。出目の悪さも加わり徐々に数に勝る敵側が有利になっていきますが、何とか侍際(プリースト)の体力を減らし撤退の決断をさせる事に成功します。
 撤退しようとする 侍際(プリースト)は倒せましたが、カルト信者を一人取り逃がしてしまいました。捕らえたゴロつきを尋問し、使節団を誘拐したのは水のカルト集団である事、あと数日で使節団を上の団体に引き渡す事、リーダーは無敵で傷を負わないこと、川側からリバーガード・キープに入るには鎖を上げさせる方法が必用な事、陸側からなら志願者として取り合って貰えることなどを確認します。
 ここで一行はリバーガード・キープへの侵入方法を巡り、大いに悩むことになります。川側の入口からか陸側の門からかはたまた壁を越えて侵入するか。リアル休憩の後で出した答えは陸側から志願者を装って潜入するという穏便な物になりました。

 さて、リバーガード・キープの門の前まで来た一行を、門番のホルダーが門の上から出迎えます。こいつは頭が悪いのでチョロイと聞いていました、ちょっとした一芸(なんかの技能ロールなどをDC10程度でクリアーする)を見せると直ぐに迎入れてくれました。
 冒険者一行はゴロつきを装い、話しを会わせながら新人の仕事(風呂掃除)などもこなしつつ隙をうかがいます。しかし、意外にも隙が無くどうすべきか悩んでいると。水くみにいった先で、ショーラと言う参謀格の男と目が合います。するとショーラはあわてて建物の中に。なんだかんだでリーダーのジョリバーに呼び出され、お前達はレッドラーチで活躍した冒険者かと詰め寄られます。あくまでしらを切る一行ですが、そこへ例の逃がしてしまったカルト信者がやってきてジョリバーに何やら告げ口をします。それでもあくまでしらを切る一行ですが、ここはさすがにジョリバーの疑いをかわすことができず戦闘になります。
 先手をとられて、いきなりバーバリアンにチャージかまされたのはかなりの痛手でしたが、銀の長剣を両手持ちにしバーバリアンとソーサラーの魔法は徐々にジョリバーを追い詰めて行きます。ショーラも蛇に変身したりしましたが、結局レンジャーとローグ/バードの支援を受けたバーバリアンの攻撃でジョリバーが撃破されると、カルト信者やショーラは逃げだしてしまいます。

 その後、奥の部屋に囚われていた使節団の要人とコック達を助け出し、一行は各々の所属勢力のアイテムが無事である事を確認し、あらためて使節団の最終目的地サミット・ホール(集いの地)まで護衛をしていき、この冒険を無事終える事となりました。

 尻切れトンボ感がかなり強い所での終わりとなりました。できるならEncounters専用のシナリオ(現在の5e Encountersは市販シナリオの冒頭三章程度をEncounters用のモディファイしています)が欲しいところです。

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