2015/06/04

[備忘録] D&D Encounters 「終末の四大公」第七回 地下に秘されしもの(1) 6/3/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。4月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイトルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

手ひどい敗北で終わった前回セッションですが、今回より第二章となり、経験点が2レベルに達しているキャラクターはレベルアップする事が許されました。D&D 5eは2レベルからが本番!もう、貧弱な坊やとは呼ばせないと勢い込むも、さてはて今日の展開は如何に。

今回のパーティー構成です。
ヒューマン/ファイター Lv2:正義感の強い重武装の完全前衛型ファイターだがエルドリッチナイト(秘術騎士)を目指すしている。
ゴライアス/バーバリアン Lv2:武者修行中のため敵と戦う事を目的としている、レベル2になり攻撃力も打たれ強さも急上昇。
ヒューマン/クレリック Lv2:教団内での出世を願うトゥームの神官、高慢で不遜なところがあり出世できなさそう。機械は苦手。
ヒューマン/ウォーロック Lv2:エルドリッチ・ブラスト(魔法の槍)を放ち後衛から援護するが、ダイス目が走らない・・・

今回はバランスが良いパーティーですし、さらに全員Lv2なのでLv1時より格段に強くなっています。


いつもの様に冒険者一行はレッド・ラーチの唯一の宿屋スゥインギング・ソードで昼食を取っていると、突如として地震が起きます。これ自体はたいした物ではなかったのですが、続いて大きな地響きと共におもてが騒がしくなります。冒険者一行も状況を確かめに外へと出ます。
外では、町の中心部近くの地面が陥没し子供が落ちたと大騒ぎになっています。子供を助けようとした母親も落ちてしまったようです。こりゃいかんと、冒険者一行がさっそく救出に向かいますが、なぜか町の長老がかたくなに冒険者達が下に降りるのを押しとどめようとします(全員が看破のロールに失敗したため何かを隠しているのかどうか良くわからない)。正義感の強いヒューマン/ファイターがこれをおしのけてゴライアス/バーバリアンと共に下に降ります。
そこは、予想したより遙に大きな空間が広がっていました。子供と母親を上にあげると、この地下の探索のためにヒューマン/クレリックとヒューマン/ウォーロックも下に降りて来ます。
100ftx200ft近くある大きな部屋で、北側にトンネルがあるが崩れています。東側に石造りの扉があり、近くに最近使われた外套と水袋が置いてあります。冒険者一行は石造りの扉を開け10ft幅の通路を奥へと進みます。
少し進むと十字路があり、北と南の通路にも石造りの扉がありチェインメールを着て、ウォーハンマーを手にしたドワーフのレリーフが刻まれています。ドワーフ?となりますが、全員が歴史のロールに失敗し時代とかも良く分らないけど、この辺りにはありがちな遺跡て事で納得します。そして、一行は特に何の注意もせずに一直線に東へ進んでいきます。
東の通路の奥に扉が見えたところで一行が通って来た通路に鉄格子が落ちます。ここで、一息に突きあたりの扉の前まで走る一行。すると、扉の前にも鉄格子が落ちてきます。これを、ゴライアス/バーバリアンは回避、ヒューマン/クレリックとウォーロックの二人は回避に失敗した上にロールの結果が難易度目標値との間に5以上の差があったため、二人とも鉄格子のした敷きになり2d6のダメージを受けてしまいます。ヒューマン/ファイターとゴライアス/バーバリアンが鉄格子を持ち上げ二人を救出していると、突きあたりの扉には覗き窓があり、そこからクロスボウでヒューマン/ファイターが撃たれますがACが高かったためこれは外れ。
ゴライアス/バーバリアンは素早く扉を開くと、そこにはハーフオークの荒くれ者が。そうこうしてるうちに、元来た通路から山賊とその親玉が駆けつけます。こうして狭い通路での戦闘になりました。
ハーフオークx1、山賊x5、山賊親玉x1と結構な量ですが、しのげないと言うわけでも無い数です。バーバリアンはLv2で得た特徴のリックレスアタック(無謀な攻撃。こちらの攻撃に優位なるかわりに、敵の攻撃も優位になる)とレイジ(激怒)の組み合わせでまずはハーフオークをそして山賊を次々に倒していきます。
ヒューマン/ファイターも敵に囲まれながらも徐々に調子を上げ、敵を減らして行きます。しかし、誤算というかなんというか、ヒューマン/クレリックが鉄格子を落とす仕組みを理解しようとするがロールが振るわず2ターンを無駄にした上に、回復魔法も底をつきます。ヒューマン/ウォーロックの魔法はほとんど当たりません。
そうこうしてるうちにファイターのHPが底をつき倒れます。残るバーバリアンも奮闘し、山賊親玉以外全滅させ、さらに親玉にクリティカルヒットを与え追い詰めますが一歩及ばずHPが0に。しかしクレリックとウォーロックが残っているし、敵のHPもほとんど無い状態、余裕と思ったのですがそんな事は無く。ヒューマン/クレリックもウォーロックも全くダイス運に恵まれず、なんと敵に何かしらの攻撃を当てればほぼ勝ちの状態から、逆転全滅を喫します。不幸中の幸いは、今回は誰も死(コンプデス)んでいない事です。

と言うわけで、どうすれば良いんだというDMの呟きと共に次週へと続くのでした。

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