2015/06/12

[備忘録] D&D Encounters 「終末の四大公」第八回 地下に秘されしもの(2) 6/10/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。4月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイトルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

前回はあと一歩の所で敵を倒しきれず、全滅となりましたが誰も死亡にまでは至っていませんでした。果たしてこの先どうなるのでしょうか。

今回のパーティー構成です。
ヒューマン/ファイター Lv2:正義感が強く、エルドリッチナイト(秘術騎士)を目指すしている。機会攻撃だけは良く当たる。
ゴライアス/バーバリアン Lv2:武者修行中。ここぞって言うときに出目が悪い。
ヒューマン/ウォーロック Lv2:テレパシーで密談を仲介する。脱出するためなら人間の尊厳も捨てる覚悟。
ティーフリング/ソーサラー Lv2:正義の味方のおじいちゃん。ドアを開けたり閉めたり忙しい。

今回は(も)回復役無しです。


目を覚ますとヒューマン/ファイター、ゴライアス/バーバリアン、ヒューマン/ウォーロックは縛り上げられ巨石が佇む巨大な部屋の真ん中にころがされています。そこには、前回倒し損ねたバンデット・キャプテンとグレイブを持ちスプリント・メールを着た僧侶風の男がこちらを見下ろしています。
「貴様らは夜までの命だ、その準備をしようと」と僧侶風の男が言い、何かの呪文で巨石の向きを変えた後バンデット・キャプテンに見張ってるように言って部屋の奥へ向かいます。
とりあえずここで、小休憩としてHPや呪文スロットを回復します。その後で、ヒューマン/ウォーロックのテレパシー能力を介して脱出のために密談を始めます。なかなか方針が決まりません、DMの希望としてはここで大人しく夜まで寝て大休憩して欲しい感じでしたが、相手は二人だ武器さえあれば何となると強行突破をはかる事にします。
ヒューマン/ウォーロックが「小便が漏れるー」等と芝居をしてバンデット・キャプテンの機を引いてる間に縄ヌケを試みますが一回目は失敗、バンデット・キャプテンに小突かれます。だが、人間あきらめるまで失敗はありません。二回目にも兆戦、ゴライアス/バーバリアンが縄を引きちぎります。
僧侶風の男もこちらに来ますが、ヒューマン/ウォーロックが音声要素だけで発動できる魔法でバンデット・キャプテンに精神系のダメージ、さらに追加効果でヒューマン/ウォーロックから遠ざかります。これはチャンス!と言うところで、話をティーフリング/ソーサラーへ。

なかなか出てこない冒険者一行を探しに、穴の所まで来たティーフリング/ソーサラーは中に入る事を決意します。やはり、町の長老格である馬車屋の老人に止められますがそれを無視して地下の遺跡へと進みます。そして、奥に進んで行くと人の争う声が。扉を開けると探していた一行と、怪しい風体の男達が争っています。ここで部屋に飛び込み、魔法をバンデット・キャプテンに浴びせます。

ティーフリング/ソーサラーの参戦で勢いづく一行。全員何とか縄から抜け出し、バンデット・キャプテンを倒しますが、僧侶風の男からシャッターの呪文を連発され、入り口のドアをついでのアクションで開けたりしめたりしながら戦うティーフリング/ソーサラー以外、またもや全員瀕死です。ここは一時撤退を決意し、ドアに向けてダッシュをしますがゴライアス/バーバリアンは最後の最後でシャッッターへの耐久力セービングスローに失敗してHP0、ヒューマン/ウォーロックは成功してもHP0、またしても捕らえられてしまいます。その隙にヒューマン/ファイターとティーフリング/ソーサラーの二人は遺跡を脱出して宿屋に戻ります。

ここで、リソースもつきたので捕らえられた二人も、脱出したヒューマン/ファイターも大休憩をとります。その間にティーフリング/ソーサラーは穴の周辺に動きが無いか見張っていると深夜になって人が集まり始めます。ヒューマン/ファイターとティーフリング/ソーサラーは急いで人が集まる馬車屋へと向かいます。中には数人の住民が集まり、それじゃあ行こうなどと会話しています。そこへ、乗り込むヒューマン/ファイターとティーフリング/ソーサラー、「お前達の悪事はすでにお見通しだ」と何もわかってない状況でハッタリをかまし、威圧ロールに成功して住民達を戦わずに降参させます。さて、一体なにが地下で行われていたかと言うと。

・遺跡は古いドワーフの物。
・奥の巨石は時々意味ありげに動く。
・町にララカーと言う男がやって来て、その巨石は未来を予言しているといい始めた。
・ララカーの予言で山賊を事前に察知できたり、裕福な旅人が来たりした。
・しかし、そのうち行動が怪しくなりはじめ、生贄と称し旅人を手にかける手伝いをさせられた。
・そのため、怖くてララカーに逆らえない。

と言ったところで、ララカーとはあの僧侶風の男のようです。話を聞くとヒューマン/ファイターとティーフリング/ソーサラーの二人は早速地下に下り、奥の部屋に向かいます。

再び奥の部屋にやって来たヒューマン/ファイターとティーフリング/ソーサラーの二人、有無を言わさず戦闘に突入します。ヒューマン/ファイターがアクション・サージ(ファイターの技能、アクションが一つ追加で取れる。かなり便利)ゴライアス/バーバリアンの縄を切ります。縄を解かれたゴライアス/バーバリアンは、ヒューマン/ウォーロックを抱える(ゴライアスは種族の特徴で、力仕事に関しては一つ大きなサイズのクリーチャとして扱われるので易々と抱えます)と取り上げられた武器がある方へと全力で移動し武器を回収すると、そこでヒューマン/ウォーロックの縄を解こうと剣を振るいますが、3ターンに渡ってAC10の命中を外すハプニングがあったものの、機会攻撃を良く当てるヒューマン/ファィター(しかも、センチネルの特技があり、機会攻撃が当たると相手の移動力が0になる)と、リックレスアタックでこれまた当たるゴライアス/バーバリアンに囲まれ、さらには遠隔からヒューマン/ウォーロックとティーフリング/ソーサラーに魔法を浴びせられては、さしものスプリント・アーマーを着込んだララカーもあっさりと倒されます。

ララカーを調べると、奇妙なマークの聖印(正三角形の底辺中央から、上方の頂点向け、頂点まで半分位の長さの直線が引かれている)をもっています。ここで、知力が8のゴライアス/バーバリアンが宗教ロールで20(20は自動成功)を振り。それが、カルト・オブ・ブラックアースのシンボルだと分ります。

巨石は元々動くドワーフの仕掛けがあるようですが、ララカーが呪文で巨石を動かし都合の良いことを言って住民を騙していたようです。

このキャンペーンの本筋ぽい敵の影が見え始めた所で次回へ続きます。

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