2015/05/14

[備忘録] D&D Encounters 「終末の四大公」第四回 槍ヶ岩の主(1) 5/13/15

ご注意:この記事にはD&D5eのシナリオ集「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」のネタバレが含まれている可能性があります!



毎週水曜の夜にWizard社製品の販売店舗など実施されている公式セッション「D&D Encounters」。4月より新シリーズに入り、冒険の場所も敵もそしてプレイ・キャラクターも新たにスタートする事になりました。タイトルは新たに発売されたシナリオ集と同じ「終末の四大公(Princes of the Apocalypse)」となります。場所は秋葉原のロール&ロールステーションになります。

今回はGWを挟んだので久々のEncountersとなりました。

墓所の探索からレッド・ラーチにもどった冒険者一行。今度は宿泊している町唯一の宿屋スゥィンギング・ソードの女将から、槍ヶ岩(ランスロック)と呼ばれる巨石の側で最近怪しい連中を見かけるので行って確認し、町や街道への脅威になるようなら退治して欲しいと頼まれます。一人10GP、前金5GPの中々に良心的な依頼に冒険者一行は二つ返事で引き受けます。どうやら、その怪しい連中を町にある洋品店の子供達が見ているそうなので、早速聞き込みに向かいます。4人の子供達から聞けたのは、槍ヶ岩の近くで木の実を摘んでいると、山師風のドワーフが現れ「この辺りには厄介な奴がいるので気を付けろ」と言って指した方向には二、三人の頭からローブを着たヒューマノイド型生物が大きな箱を運んで洞窟に入って行く所でした。それを見た子供達は、怖くなって町に戻ってきたそうです。
とにかく行ってみないと話にならないと、槍ヶ岩に向かう事にしますが。今回、冒険者一行に加わっているソーサラー/ドラウ(フォーゴトン・レルムのダークエルフ)が、夕方につくように出発しないかと持ちかけます。ドラウは日の光に弱く、日光の下では攻撃ロールと知覚ロールに不利を被るためです。これを、同業のソーサラー/ティーフリングに却下され渋々ながら午前中に出発し昼過ぎに目的地到着となります。幸いにも天気は曇りと言う事になりましたが。
槍ヶ岩は25ft(7.62 メートル)の先端が尖った御影石の巨石です。この辺りは石灰岩質の土地のため、この岩はドラゴンが運んできたとの言い伝えがありますが。なぜ運んできたかまでは伝えていません。さてこの60度ほどに傾いた巨石が見える所まで来ると前方にゴブリンx4とホブゴブリンx2が見えます。

ゴブリン達曰く、「荷物を置いていけば命まではとらない」とか。

これに対するバーバリアン/ゴライアスの返答は「なら、お前達は命を置いていけ」でした。

と言う事で戦闘に突入となりました。バーバリアン/ゴライアスがイニシアチブトップを取ったので、早速レイジ(激怒、斬撃ダメージなどの近接武器ダメージが半分に成り、こちらの近接武器にダメージが追加されるバーバリアンの技能)して前に出て壁になります。二丁クロスボウのヒューマン/ファイターと片手でクォータースタッフを器用に操るヒューマン/パラディン、そしてヒューマン/ドルイドと前述のソーサラー二人とバーバリアン。回復リソースはどうなのよ?て感じではありますが、特技(追加で取れるスキル、ヒューマンのみキャラメイク時に取得が可能な選択肢がある)を最大限プレイヤーよりに解釈した運用のクロスボウファイターとクォータースタッフパラディンの活躍と、地味ながら着実な魔法ダメージと追加効果により割と堅い装備のホブゴブリン二匹もバーバリアン以外のHPを減らさずに退ける事ができました。
ここでドルイドが森の仲間(小動物とか)を集めて、スピークアニマルで情報収集します。動物たちの話しでは、この辺りをうろついているのは、ゴブリンなどでは無くどうやら人間かそれに近い種族のようです。その間に小休憩しバーバリアンはHPを回復しました。それから、槍ヶ岩から渓谷へ下る道があり冒険者一行は件の洞窟をもとめそこを下り始めます。

すると前方に、「近寄るなかれ、余を悩ます醜き変身の病が、汝を捕らえる。 槍ヶ岩の主」と書かれた看板が立っています。

ちょっと調べると、内容と署名の名前はともかく文字自体は非常に高い教育を受けた人物が書いた事が窺えます。しかし、こんな看板一枚であきらめるようなら冒険者など端からやっていません。無視して進んでいくとまた同じ内容の看板、更に進むとまた同じ内容の看板。これは、どう考えてもネタ振りだろうと冒険者一行は確信して進むと、洞窟とその手前の猟師小屋が現れました。
ここで洞窟の入り口や小屋の中を調べたり、ドルイドが森の仲間達を再び集めて話しを聞いたりしましたが手掛かりありません。そこで、どうもここ暫く使われていない猟師小屋に潜み昼夜洞窟を見張ることにしました。ここで、夜や暗い所に滅法強いソーサラー/ドラウが、夜中洞窟に向かい荷物を運ぶ頭からローブを被った集団を発見します。連中の種族はわかりませんが、深夜の暗がりでも松明などの明かりを使っていません。暗視持ちのドラウとティーフリングのソーサラーコンビが遠間から正体を確かめようとしましたが失敗します。とりあえず、出てくるのを待つ事にしましたが、明け方になっても人が出てくる気配はありません。そこで大休憩を終了した冒険者一行は意気揚々と洞窟へ乗り込みます。そして、そこにも先の看板が・・・
と言う所で、今週はここまでです。

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